人間国宝【喜多川平朗】 名門『俵屋』十七代目 美品の《開き名古屋帯・京袋帯》 〈銀座 一凛〉
¥34,800
SOLD OUT
『羅』と『有職織物』で人間国宝(重要無形文化財保持者)の指定を受けられました【喜多川平朗】さん。
西陣織の老舗「俵屋」の十七代目に生まれ、その生涯を掛けて正倉院裂の調査を行い、錦・綾・羅等…、古来から伝わる数多くの織りや染色の技法の復原に力を注がれました。
中でも『有職織物』と呼ばれる平安時代の貴族の装束や調度に用いられた織物に精通し、その技法の復興に努めた事が認められ、今日の西陣織にも多大な功績を残された日本を代表する染織界の第一人者こそが、こちらの帯の製織者【喜多川平朗】さんなのです。
今から千年余り、長きに渡り多くの人々を魅了し続けている有職織物は、江戸時代より有職織物を専門に手掛けてきた「俵屋・喜多川家」によって大切に受け継がれて参りました。
こちらは、多くの有職文様の中でも大人気のお柄『亀甲繋ぎ文様』
ご結婚式や各種式典、卒業式や入学式・お宮参りや七五三のお付き添い、お茶会やお慶びのシーンなど、晴れやかなお席に最適な吉祥文様です。
特にこちらの作品は、優美なお色目アイボリーを基調としておりますので、お締めになる季節や合わせる着物や小物を選ぶことのない優れもの。
また袋帯と同格のお品ですので、黒留袖や色留袖・訪問着などのフォーマルから、附下や色無地・江戸小紋と合わせてオシャレなお出掛けに至るまで、幅広いシーンにてお締め頂けます。
優しくも華やかなお色目や格調高い意匠はもちろん、喜多川作品ならではのふわりとした極上の風合いは他のお品では感じられないほどに大変素晴らしいので、ぜひこの機会にご堪能下さい。
名門織匠、俵屋十七代目【喜多川平朗】作品ならではの、袋帯を凌駕するほどの開き名古屋帯。
染織美術品としてのコレクションとしても、また大切なお席に品格を添えるとっておきの帯としても最適な逸品です。
最後となりましたが、こちらの帯をお譲り下さいました方は高島屋さんにて40万円程でご購入されたとのことでした。
ぜひこの機会に人間国宝作品を身にまとって頂き、誰をも魅了するほどの優雅な帯姿をお楽しみ下さい。
【寸法】
長さ 370cm 幅 31cm
【素材・状態】
正絹
数回ご着用された程度の、大変きれいなお品です。