日本を代表する織物『本場大島紬』の中でも、秀逸の作品を作り続けている名匠【仙太郎】さん。
またその作品の中でも、特に素晴らしい逸品中の逸品を入荷致しました。


惜しみない手間暇の掛けられた【本藍染】による気品溢れる色合いと、細やかな絣柄【９マルキ】ならではの上品な艶めき…。
さらに身丈は165㎝・裄は67㎝という、たっぷりとしたサイズ感に仕上がっており、一度もお袖を通していない仕付け糸付きの最高のコンディション。
もちろん、これ程までに素晴らしい大島紬とのご縁を頂けることは滅多にございません。


早速ですが、今一度アップのお写真をご覧下さい。
お柄の部分の絣の細かさをご確認頂けるかと思いますが、こちらは希少な９マルキ(本マルキ)でのお作りとなっています。
本場大島紬は絣でお柄を表しますが、この絣糸の数を表す「マルキ」という大島紬独自の単位用いられ、無地の糸とは異なる『絣糸』が多く用いられるほど絣の密度が高くなりお柄も緻密に織り出されます。


マルキ数が多くなればなるほど柔らかく、またお召しになられた際には美しいドレープを生み出します。
ちなみにこちらの大島をお譲り下さいました方は、呉服屋さんにて反物を78万円でお求めになられたそうです。


こちらはクラシカルで上品なお着物ですので、袋帯から染めや織りの名古屋帯まで…。
どのような帯合わせも多彩にお楽しみ頂ける、お使い勝手の宜しい仕上がりとなっています。


ぜひこの機会に、名匠の織り成す【本藍染】の大島紬にお袖を通して頂き、９マルキならではの美しい着姿と軽やかな着心地を多くのシーンにてお楽しみ下さい。


【寸法】

身丈　１６５ｃｍ　　　前幅　２４．５ｃｍ　　　後幅　３０．５ｃｍ　
裄　　　６７ｃｍ　　　袖丈　４９ｃｍ


【素材・状態】

正絹
新品の、大変きれいなお品です。